SSブログ

秋保(あきう)おはぎ [総務]

仙台市から車で30分行ったところに温泉地で知られる秋保の町がある。人口は4700人ほど、この町に「主婦の店 さいち」がある。
 「さいち」で扱っているのは他のミニスーパーと同じ。大きく違うのはおはぎと惣菜部門が年商6億円を占めています。その中で「秋保おはぎ」が1日5000個、土日祝には1万個以上、彼岸の中日には2万個が売れます。そのほとんどが店頭販売、手作りなのでこの個数が上限です。そしてこの状態が20年以上も続いています。
 「惣菜をつくる姿勢をつくる」が売れ続ける秘訣。 どんなに原材料が上がっても、不景気で地元のお客様の収入が増えないうちは値上げしない。
 さいちのお惣菜の原価率は60%普通の店よりずっと高いのですが、ロスゼロを実現しているので利益は40%になります。
 経営ノウハウを無料で公開する姿勢を貫き、大手企業や大手チエーンほか、全国600超から視察研修依頼が殺到しています。私もこの秋、秋保温泉を訪れる機会に恵まれ、「さいち」の店に入り「秋保おはぎ」を求めました。それは昔ながらのボリュウムのあるあんこたっぷり、何の変哲もない子供のころ実家で作ってくれたおはぎそのものでした。でも今お菓子屋さんでは決して手に入れることはできないと確信するものでした。
 この秋、秋保温泉での出会いでした。



総務 中村

抹茶たいやき終わってしまう ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。