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おススメ映画 part3「きっと、うまくいく」 [総務]

 段々肌寒くなってきました。今回も映画を紹介したいと思います。

今回のオススメ映画は「きっと、うまくいく」です。
 かつてのカースト制度の影響を未だ拭いきれないインドは、日本よりもはるかに厳しい学歴社会だと言われています。映画『きっとうまくいく』はそんなインドの学歴最高峰と言われる工科大学を舞台にした、青春ヒューマンドラマです。

 寮で同室だった主人公の3人組。
動物写真家になりたいが、産まれた時から父親にエンジニアになるようにと育てられたため親に本当のことを言い出せず、仕方なく工科大に進学したファルハーン。

 極貧生活の中、家族の期待を一手に背負い進学。
そのプレッシャーから、いつも神に祈りを捧げ厄除の指輪を手放せないラージュー。

 そんなふたりの前に現れたのは機械大好き、困った時には「Aal Izz Well」(うまくいく)と唱え
常にポジティブシンキングのランチョー。

 時にふざけ合い、時に助け合い、励まし合いながら苦難を乗り越え、夢を追いかける彼らの姿を眺め、素直に友達っていいなぁーと思わざるにはいられません。 直球勝負、王道エピソードですが、すっぽりハマって涙すれば、心のデトックスになること請け合いです。
 子供が産まれたら、女の子なら医師、男の子ならエンジニアにすれば自分の老後は安泰だと考えるのがインドの親の典型だと言われています。

 例にもれず、ファルハーンの父親も学長も息子をエンジニアにすることに一生懸命で、本人たちが何に興味があるのかについては全くの無関心です。

 親からの大きすぎる期待や過度の努力によるストレスなど、学歴重視の競争社会が産んだ歪んだ社会構造がもたらす弊害の産物として、自殺者が多いことが社会問題となっているのもインドの特徴です。
何が本当の幸せなのか、国を越えて価値観を問われる内容となっている点も大きな見どころです。

ストレスフリーな人生を歩む上での参考にしてほしいです!!
ということで、冬は暖かくして風邪に気を付けたいですね。       総務 松林


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